ABS樹脂のISCC PLUS認証取得について
2024年7月9日
日本エイアンドエルは、愛媛工場(愛媛県新居浜市)、および大阪工場(大阪府高石市)で生産するABS樹脂について、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS※1認証を取得しました。
ABS樹脂は、自動車、電子機器、玩具など、幅広い分野で利用されています。持続可能な社会の実現に向け、化石資源からの原料転換が求められる中、日本エイアンドエルは、バイオマス原料やリサイクル原料を用いた製品として、ABS樹脂のISCC(International Sustainability and Carbon Certification) PLUS認証を取得しました。
当該ABS樹脂は、サステナブルな原料の使用についてマスバランス方式※2を適用し、製造から流通に至るサプライチェーンでの信頼性が担保された製品の販売が可能となります。日本エイアンドエルは持続可能性が保証された製品をお客さまへ提供することで、社会全体の温室効果ガス排出抑制への貢献を目指していきます。
日本エイアンドエルは、ISCCの最新規定に則り、ISCC PLUSの要求事項に準拠することを約束し宣言します。
※1 持続可能性および炭素に関する国際認証で、全世界で販売されるバイオマス原料やリサイクル原料を使用した持続可能な製品について、サプライチェーン上で管理・担保するもの。この認証ではマスバランス方式での適用が認められている。
※2 ある特性をもった原料(例:バイオマス原料やリサイクル原料)とそうでない原料が混合される場合に、特性を持つ原料の投入量に応じて、生産する製品の一部にその特性を割り当てる方式