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ASA樹脂、AS樹脂のISCC PLUS認証取得について

 日本エイアンドエルは、2024年6月に愛媛工場(愛媛県新居浜市)、および大阪工場(大阪府高石市)で生産するABS樹脂について持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS※1認証取得していました。

 

 この度、2025年6月に両工場でAS樹脂(SAN樹脂)、および愛媛工場でASA樹脂を品目に追加すると共に、愛媛工場ではトレーダー/ストレージ※2(取引、保管事業者)の認証を追加しました。また当社100%子会社であるエスエヌ化成株式会社(愛媛県新居浜市)も2025年9月にISCC PLUS認証を取得し、当社はアロイ樹脂、および着色品等のコンパウンド製品を追加しました。

 

 当社は、サステナブルな原料の使用についてマスバランス方式※3を適用し、製造から流通に至るサプライチェーンでの信頼性が担保された当該製品が販売可能となります。当社は持続可能性が保証された製品をお客さまへ提供することで、社会全体の温室効果ガス排出抑制への貢献を目指していきます。

 

 日本エイアンドエルは、ISCCの最新規定に則り、ISCC PLUSの要求事項に準拠することを約束し宣言します。

 

※1 持続可能性および炭素に関する国際認証で、全世界で販売されるバイオマス原料やリサイクル原料を使用した持続可能な製品について、サプライチェーン上で管理・担保するもの。この認証ではマスバランス方式での適用が認められている。
※2 トレーダー/ストレージとはISCC PLUS認証においてISCC製品の取引と保管を行う事業者のこと
※3 ある特性をもった原料(例:バイオマス原料やリサイクル原料)とそうでない原料が混合される場合に、特性を持つ原料の投入量に応じて、生産する製品の一部にその特性を割り当てる方式

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